[内向型と外向型]

周りの人よりも自分は疲れやすいと感じていませんか?
体力の差ももちろん関係しているでしょう。
しかし、気質の違いが関係しているとしたら?

今日、ご紹介する本は「内向型を強みにする」マーティ・O・レイニー (著)です。

この本では科学的な観点から「内向型」と「外向型」のエネルギー消費の違いを解説しています。
「内向型の人」は「外向型の人」よりも社会生活の中(学校や会社など)ではエネルギー消費が多いようです。
その違いは遺伝的なもので”脳”にあると説明されています。
具体的には有名なホルモンのひとつでもある”ドーパミン”が関わっているそうです。
そして自律神経(交感神経と副交感神経)の働きにも違いが出てくるようです。

本の中では触れられていませんがエネルギー消費の違いは
最近話題になることも多い「うつ様症状」や「低血糖」や「副腎疲労」とも関連しているように感じます。
恐らくカウンセリング時に説明することもある「代謝タイプ」とも関係があるように思います。

《参考》
代謝タイプについて
栄養医学研究所 佐藤所長のブログ 「臨床栄養士のひとり言」より
第1397回 代謝タイプについて
第1270回 代謝タイプと自律神経の働き 

ご自分が、疲れやすく、特に人がたくさんいるような環境で顕著に疲れる。
そして内向型では? と感じられたら一読の価値はあると思います。