[探究心]ロボット教室を始めた理由 ロボット教室をご検討中の方へ

YAHOO!知恵袋に以下のようなQ&Aを発見しました。

「ロボット教室は、何年生ぐらいからがベストでしょうか?」

保護者の方の問いかけと思われます。

当該ページは以下のURLです。

ベストアンサーに選ばれたのは大学生の回答のようです。

残念ながらロボット教室を調査しての回答ではないので「的外れ」です。

たとえば、
「ほとんどのロボット教室は「LEGOマインドストーム」と呼ばれるキットを使った授業を展開していると思いますが、まだお子さんがそっちの分野に向いてるか否か分からないので高い月謝を払って教室に通わせる必要はないと思います。」
マインドストームを使用している教室はむしろ少ないと思います。
良い悪いの問題ではありません。ビジネスとしての教室数の比較です。
教材の良し悪しは当然考慮すべきですが、重要なのはここではないと思います。
いかにも書きますが、重視すべきポイントは「教室運営者の考え方」だと思います。そして何よりも一番問題と感じた回答が以下の部分です。
このBlogを書いている理由も、この見当違いな回答を否定するためです。
「このキットはAmazonで1万円ほど売っているので、あとは家庭で適当なパソコンさえ用意出来れば問題ありません。さすがに子供だけで1から勉強するのは難しいと思いますので、最初の触りだけは親御さんが面倒を見てやってください。基本的に小学校高学年~高校生向けのキットなのでそこまで難しくはありません。」
確かに一部の商品はネットでも購入できます。

しかし、通ってもらうのには別の理由があります。
作るだけでしたら自宅で黙々と作ればよい話です。
なぜ、お友達と一緒に作るのでしょうか?
なぜ、親と一緒に作るのでは不十分なのでしょうか?

この点を理解せずに入会を迷われているようでしたら残念なことです。
大抵のロボット教室は2部構成です。
1回目に製作をし、2回目に応用です。
確かに作るときは黙々と作っている子が多いですが、
それでもお互いに協力し合っています。
年齢は関係ありません。
5歳(年長)と8歳(小2)が互角に作っています。
確かに文字を読む力には差があります。そこは8歳がフォローします。
しかし写真を見て(二次元)から組み立てる(三次元)力に差は無いように思えます。
むしろ空間認識は5歳の子が直感で勝っているのかもしれません?!
応用の時間は少し学びの時間でもあり、
お互いのプレゼンテーションやコミュニケーションの時間でもあります。
各社(フランチャイズの本部)は広告宣伝に色々と書いていると思います。
こんな力がつきます!! と。
あながち嘘ではないと思います。
私のところでは実験的に脳波検査をしてみり 試みてはいますが・・・
話をまとめますと
自宅で黙々、もしくはお父さん・お母さんと作るのと
同世代のお友達と取り組むのとでは意味合いが異なります。
次に、何歳から通わせるべきか?
色々な意見があると思いますが、早いに越したことは無いと思います。
理由は脳内ネットワークの形成は早いに越したことはない。 と考えているからです。
(現実的にはブロックを作る「力(腕力)」が必要です。説明書を見る力、先生(本当は先生とは読んでほしくないです。ナビゲーター・ファシリテーター役です)の話をある程度理解できる必要はありますが。。 ですので5歳くらいが妥当ではないでしょうか?)
賛否両論あると思いますので、ご判断は保護者の方に委ねます。
また、受験だ塾だ と騒ぎ出す時期よりも
もっと早い段階で始めないと
物理的・経済的にもロボット教室などには通えないのではないでしょか???
だって受験対策なんて教えませんからね
さらに、このような意見も書かれています。
「教室に通わせるかどうかはお子さんの様子を見てからでいいと思います。また、ロボット技術者になるためには数学や理科など、学校の勉強は欠かせないのでお子さんがおもちゃだけに没頭しないように気を付けてください。(o^-^o)」
「お子さんの様子をみてから」 大事なことですね。
興味を持っているときはタイミングだと思います。
後半の「ロボット技術者に・・・」
ロボット教室に通う理由を将来の進学先と結び付けるべきではないと思います。
教材なんてロボットでも理科実験、電子工作でもなんでもよいと思っています。
むしろ環境さえあれば大自然で人工的なものを使わずに実施したいくらいです。
まぁ確かに子供たちは「ロボット」という言葉と「ブロック」への食いつきは良いですからね。
なので今はロボットという言葉を使っています。
(たまに電子工作教室もやりますけど、マニアックな人にしか刺さらないようです 苦笑)
保護者の財布が許すのであればラジコン教室なんか人気がでるのでは?!
走らせて壊す!  飛ばして落とす!!   楽しそう~ (笑)
注:作ったものを壊すことに抵抗のある子供もいます
他にも伝えたいことはありますが、
それはまた別の機会にでも・・・・
(もしくはオフィスで聞いてください)
最後に、blogのタイトルに書いた「なぜ教室を始めたのか?」
それは簡単です。
自分の子供にも体験させたいからです。 自分の子供には体験させたくないものを、人様に入会させるのは商売最優先の教室だけだと思います。